LiSA初の「日曜日のお晝に部屋で流せる曲」
LiSA第一次的「星期天的中午想在房間放的歌曲」
──今回は配信シングルですがカップリング曲もあって、それがLiSAさん初のクリスマスソングという。「ギフトギフト」、思った以上にちゃんとクリスマス然としたクリスマスソングで少し驚きました。
あはははは(笑)
──這次下載單曲的附屬曲,就是LiSA小姐第一次的聖誕節歌曲。「ギフト ギフト」比預想中的還要把聖誕節感覺很自然地傳達出來的一首聖誕節歌曲這點有點小嚇到了。
阿哈哈哈哈哈哈(笑)
──小南泰葉さんが書いたメロディはもちろん、野間康介(agehasprings)さんによるアレンジも極めて優しく溫かいクリスマスソング、ウインターソングに仕上がっていて。しかも丁寧に鈴まで鳴らしている。
そうそうそう(笑)。せっかく冬だし、「ID」とはまったく違う曲がいいかなって。そもそもLiSAの曲って今まで、日曜日のお晝に部屋で流せるものがないんですよ(笑)。家族とゆっくり聴くような曲が。いろんな曲を歌えるようになってきた今だからこそ、そういう曲が欲しくて。特別な曲を作りたいと思ったとき……私にとって特別な日って誕生日だけなんです。特別な日がそんなにいっぱいあったら特別じゃないじゃん!って思ってるし。クリスマスというと戀人同士で過ごすイメージもありますけど、私はハッピーに浮かれている人を見て「なんか楽しそうですね」って言って1人で普通の日常を過ごすタイプ(笑)。
──不管是小南泰葉先生寫的歌曲還是,野間康介先生的編曲都呈現出的是十分溫和的聖誕節歌曲,完成的一首winter song。而且還很仔細的連鈴聲都有出現。
沒錯沒錯沒錯(笑)。難得是冬天,來首跟「ID」完全不一樣的歌曲也不錯啊。話說回來LiSA至今為止都沒有能夠在星期日中午的房間播放的歌曲(笑)。能夠跟家庭成員一起慢慢享受的歌曲。就是因為現在能夠演唱許多不同風格的歌曲了,才會想要這樣的歌曲。當想做特別的歌曲的時候………對我來說特別的日子只有生日而已。如果特別的日子很多的話就一點都不特別啦!會這樣想。雖然說到聖誕節就會想到戀人一起度過的景象,我看到別人把開心表現在表面時會經過然後說「啊感覺好像很開心」然後一個人把聖誕節當成普通的日常過的那種。
──なのになぜクリスマスソングを?
そんなふうにひねくれてた私でも、小さい頃のクリスマスは特別な思い出で。街中がいつもと違うムードに包まれているし、夜中まで起きて「サンタさん來るかなあ?」って妹と話したりして。母はすごくクリスマスを大事にする人で、20歳すぎてもずっとサンタさんが來てたんです。すごく思い入れのある日なので、クリスマス近いし、今なら歌えるかなって。
──那為何是聖誕節歌曲呢?
就算是這樣扭曲的我,小的時候聖誕節也有特別的回憶喔。街道上會被不一樣的氣氛所包圍,在半夜起床然後問妹妹說「聖誕老公公有來嗎?」。媽媽是個非常重視聖誕節的人,過了20歲聖誕老人都有來。十分的感觸的日子,如今聖誕節近了,我也能唱出來了吧。
──小南さんとのコラボは、今年9月のシングル「Empty MERMAiD」に収録された「リスキー」に続いて2曲目ですけど、「リスキー」がすごくトリッキーな楽曲だったのに比べて、今回はストレートにポップですよね。これはどのような発注を?
「小南さん、冬、お願いします!」って(笑)。でも、小南さんはおそらく言葉とメロディが一緒に出てくるタイプで、言葉がメロディを歌ってるんですよ。だから仮の歌詞で歌われていたデモから離れるのがすごく大変でした。小南さんが選んでいたフレーズよりも強い言葉はなんだろう?って。例えばサビの「starry holy night」のところは「落ちていく」だったんですよ。
──與小南先生的合作,接在今年9月的單曲「Empty MERMAiD」中收錄的歌曲「リスキー」這是第二首了呢,相比之下「リスキー」是一首非常狡猾的歌曲呢,這次則是直直的pop呢。這是怎麼樣的一個想法呢?
「小南先生,冬天,拜託你了」這樣(笑)。但是,小南先生恐怕是言語跟旋律一起出來的那種,能夠把話唱出來的喔。所以從預定的歌詞的demo帶中抽離真的是十分的困難。比小南先生所選的詞句還要強烈的語句是啥勒?例如副歌的「starry holy night」的部分會「往下降」。
──ずいぶん違いますね。
小南さんが歌う「落ちていく」から抜け出せなくて。「落ちていく」よりも強い言葉で、このメロディを生かすフレーズはなんだろう……って考え抜いた結果こうなりました。
──非常的不一樣呢。
離不開小南先生唱的「往下掉」。比「往下掉」還要強烈的語句,能夠讓這個旋律活過來的語句是什麼呢………得出的結果就是這樣。
──小南さんのメロディも野間さんのアレンジも職人的な精密さで。終盤にキーがグッと上がりますけど、あまりにも滑らかな展開で初めは転調していることに気付きませんでした。ボーカリストとしても新しい扉が開いた曲なんじゃないでしょうか。
小南さんとお話をしていて思ったんですけど、私はすごく作家さんに育てられてますね。バンドをやってた頃はスリーコードでジャーン!みたいな曲しか歌ってなかったけど、ガルデモ(Girls Dead Monster。テレビアニメ「Angel Beats!」の劇中バンド)に出會って麻枝準さんが書くトリッキーな曲に鍛えられて、「Letters to U」(2011年4月に発売されたミニアルバム。LiSA個人名義による初のオリジナル作品)ではwowakaさんとかハチさんとか、さらにトリッキーな曲を作る先輩たちに出會って。そこから先もいろんな作家さんに出會うことによって、歌のポテンシャルを引き上げてもらっているんです。小南さんもまさにそんな作家さんの1人ですね。
──小南先生的旋律以及野間先生的編曲都是專業等級的精密。雖然最後的部分key升了很多,但是實在是太順了所以一開始還沒注意到有轉調。對於主唱者來說也是打開了一扇新的門的一首歌曲不是嗎。
與小南先生講完之後就感覺到了,我被一個很不得了的作家拉大了呢。在玩樂團的時候只能唱到爵士或是和弦歌曲,與ガルデモ相遇經過麻枝準先生所寫的狡猾的歌曲所鍛鍊,「Letters to U」則是與製作更加狡猾的歌曲的wowaka先生以及ハチ先生所相遇。從今之後都還會遇到很多不同的作家,也能夠提高對於歌唱的淺在能力。小南先生正是這樣的作家的其中一人。
岐阜とギフト
岐阜和禮物
──ここまで優しく溫かいクリスマスソングで、かつサビのド頭で「starry holy night」なんて、そんな素直な歌詞をLiSAさんが書いていたことにも驚いたんですよ。ここまで直球が投げられるのは、この1年のいい狀況があったからこそなのかなあと今日の話を聞いたあとでは思いますけど。
それはありますね。うん。すごくトゲが取れたと思います。変に「負けないぞ!」とか「あいつらに見せつけてやる!」みたいな反骨心を持ってましたけど、誤解なくちゃんと伝わってるんだなあって実感するうちに「こういうふうに見られたくない」「こうしなきゃ」みたいな自分の中の制限が少しずつなくなってきた気がします。
──至今為止優美柔和的聖誕歌曲、所以歌詞起頭「starry holy night」、這樣直率的歌詞由LiSA創作出感到很驚人。這樣直球投出、這樣的一年狀況算不錯還有今天談話中聽到的所想的。
這也是有呢。恩。非常有取材價值的地方。反常的「不能輸喔!」之類的「要讓那些傢伙看看!」擁有類似的反抗心,但是、不是誤解的,好好傳達到的實際感到時,「這樣的不想被看到」「不這樣做不行」類似的,感覺到自我中的限制逐漸的減少。
──ちなみに「ギフトギフト」というタイトルは、なぜ「ギフト」ではなく2回繰り返してるんですか?
カタカナの並びって、文字自體に意味がないから人によっていろんな想像ができると思っていて。「ギフトギフト」には地元の岐阜に対しての「GiFU to GiFT」の意味もありますし、いつもみんなからもらっているギフトに対して私からのお返しのギフトで2つ重ねて「ギフトギフト」という意味もあるんです。
──另外「ギフトギフト」這樣的名稱、為什麼不是「ギフト」,而要重覆2次?
像這樣片假名並排著、文字本身的意義就改變,能給予人們很多的想像力。「ギフトギフト」對於岐阜當地來說有「GiFU to GiFT(岐阜送禮)」的意思、對於總是從大家那拿到禮物,這次由我送出禮物「ギフトギフト」的意思也有。
──そうか、岐阜で開催したライブイベントのタイトルは「GiFU to GiFT」でしたね。地元に対する思いも昔とは変わってきましたか?
はい。今日の冒頭から話しているように、少しずつ責任感が生まれてきて。これまで岐阜はただの故郷でしかなくて、たまに帰る場所、癒されに行く場所という認識だったんですけど、責任感が芽生えたことによって……なんだろうな、妹が生まれたときのお姉ちゃんの感覚に少し似ていて。岐阜という場所のことを考えたときに、私は岐阜にいた頃、歌手になりたいみたいな夢を持つことすらリアルじゃなかったんです。岐阜を出た私が何かを伝えられるようになった今、岐阜にいる人たちが岐阜を誇らしい街だと思ってもらえるよう努力しないとなって思うんです。
──原來是這樣阿、在岐阜舉辦的live主題是「GiFU to GiFT」呢。對於岐阜的想法從以前到現在有所改變嗎?
是的。就如同今天一開始談到的,感到了些許的責任感產生。一直以來,岐阜只單單是我的故鄉,偶爾回來的地方,作為療癒的場所等所認識而已,責任感萌芽來說……怎麼說呢、就如同妹妹出生時,作為姐姐的感覺有點類似。思考起岐阜這個地方、我在岐阜的時候、擁有想要當歌手等類似的夢想,這樣的事缺乏現實感。岐阜出生的我、有什麼可以傳達的現在、岐阜的人可以努力思考讚耀岐阜縣一個很好地方的想法。
──「岐阜出身アーティスト」としての誇りを。
あと、岐阜ってよくツアーとかで外されちゃうんですよ。名古屋と三重は行くけど岐阜は行かないみたいな(笑)。全然アーティストが來なかったし、プロのライブを観る機會もあまりなかったから、夢はずっと夢だったし、自分に機會が巡ってくるなんて想像できなかったんですよ。幼い頃の私と同じ気持ちを持っているかもしれない誰かにとって、「自分の地元にはこういう音楽をやっている人がいるんだ」ってリアルに感じられる存在になれたらいいなって。今それができるのって私とcinema staffぐらいじゃない?と思って対バンを企畫したんです。
──以「岐阜出身的歌手」為自豪。
另外,岐阜經常不在巡迴的名單內。有去名古屋和三重,但是似乎都沒有去岐阜呢(笑)。完全沒有巡迴來這,能夠看到live的機會幾乎沒有,夢就一直只是夢,自己能夠在巡迴時有機會來到這裡是想像不到的。對於和小時候的我擁有同樣心情的人們,「在自己的故鄉,這樣的音樂,原來有人能做到」這樣確實讓人感覺到的存在如果能成為的話就好呢。大概現在能做到這件事的就我和cinema staff?我對這企畫有所打算。
同じ音楽で遊べる人がこんなにもいるってすごくない?
相同音樂是否一樣多人播放呢?
──「COUNTDOWN JAPAN 15/16」の前にはワンマンライブ納めとして、幕張メッセ公演「LiVE is Smile Always~メガスピーカー~」が控えています。こちらはどんなライブになるのでしょうか。
「ID」でそのまま歌っているように、特大のスピーカーで理想を鳴らそうぜっていう。1年の集大成として、自信が持てた今だからこそのライブがやりたいなって。でも、初めにこのタイトルを付けたときは「自分の好きなことを大きな聲で叫ぶぜ!」というニュアンスで考えたんです。そこからいろんな出來事があって、自分の中で少し意味が変わっていて。大好きな音楽を守るというか……私が好きな音楽を楽しみにしている人が幕張を埋めるほどたくさんいて、こんな大きな會場でこんなすごいことができるんだよ? それは私1人じゃできないし、1人ならヘッドフォンでそれぞれ楽しんでればいい。こんなでっかい場所で、こんなでっかいスピーカーで、同じ音楽で遊べる人がこんなにもいるってすごくない? という意識に変わってきました。
──在「COUNTDOWN JAPAN 15/16」之前,以個人演唱會作結尾、公開演唱會「LiVE is Smile Always~メガスピーカー~」正準備著。在這裡想辦場怎樣的live呢?
「ID」就照原本這樣子唱歌,不過希望有特大的音響。因為是一年的集大成,想保持自信去完成這場live。但是,起初給標題命名時,「大聲喊出自己喜歡的!」有考慮這樣的風格。從那時以來有很多完成的事情,對於自己心中的意義有些許改變。保護自己最喜歡的音樂……期待我最喜歡的音樂的人,擠滿了幕張這裡、在這樣大的會場裡,是不是很了不起的一件事呢? 這是我一個人完成不了的事,一個人的話就用耳機各自享受就好了。在這樣大的場所裡,這樣大的音響,一起同樣玩著音樂的人有這麼多,是不是很厲害呢?
──そうですよね。會場のキャパシティに見合った賛同者がいるからこそ、でっかいスピーカーで爆音を鳴らすことができる。かつ、時はクリスマスですけど。
そうです。だからクリスマスソングを作ったんです(笑)。
──是呢。因為有和會場容量相稱的人數,大型的音響如此奏鳴這樣的事才能辦到。
──なるほど(笑)。
本當に充実した1年だったので、いい形で2015年を締めくくりたいです。
──原來如此(笑)。
真的是非常充實的一年、想要以良好的形式為2015年作總結
──では2016年はどんな1年にしたいですか?
どうしましょうかね。來年はデビュー5周年なので……お祝いごとはあまり得意じゃないし、特別はあまりたくさんないほうがいいと思ってるんですけど、特別が作れるうちに作りたい。それはさっきの「メガスピーカー」と同じで、みんながいたからこそ5周年が迎えられるんです。みんながいなかったら5年も続けられなかったわけで、ここにたどり著いた人にしかできないお祝いをしようよ!みたいな気持ちですね、今は。