Tasogare Hotel
あの世とこの世、生と死の狹間に存在するホテル。
黃昏ホテルに辿り著くのは「生死を彷徨う」魂たち。
ここへたどり著いた魂は、黃昏ホテルに宿泊し、記憶を取り戻して正しい行き先へ旅立たなければならない。
Guest
黃昏ホテルの宿泊客。狹間の世界に迷い込んだ人間の魂。
彼らのほとんどが、自分自身の顔、名前、出自、生死を忘れてしまっている。
アイデンティティがはっきりしない魂は、自身の顔を思い出せず、異形の姿となる。
Tasogare
生と死の狹間、あの世とこの世の狹間の世界。
晝も夜もなく、一日中夕暮れに包まれている。
人間が永住できない世界でもあり、魂の姿で長居しすぎると、消失してしまう。
ここで人間が人間を殺すと、地獄へ墮ちる。
Hell
悪事を働いた死者が墮ちる世界。
地獄へ墮ちたら、半永久的に懲罰を受ける。
過ちを嘆き悔いることも許されず、ただ苦しみに耐えるしかない。
This World
この世。宿泊客たちが元いた世界。
生きていることを思い出した魂が帰る先でもある。
彼らが旅立つ先は、果たして現世か、死後の世界か。