●金子さんの世界観を構築した新プロジェクト

現在、新プロジェクトはどのように進んでいますか?

金子 あまり詳細はお話できませんが、オリジナルIPを鋭意作成中です。


古山 まだまだ開発中の段階ですが、金子さんにはキャラクターをいくつか描いていただいて、こちらでそれを動かしながら色々とテストしています。


金子 とにかく作るのが早くて驚きました。こちらからニュアンスを伝えて、互いに意見を出し合っていたら何となく形になっているんですよ。


古山 ゲームのモック自體は1、2週間ほどで作りました。といっても、まだまだこれからです。

プロジェクトの目的は?

古山 プロジェクトの趣旨は大きく分けて2つです。1つは、金子一馬さんの世界観を表現したオリジナルIPであること。もう1つは最新のテクノロジーを"ゲーム體験"として取り入れることです。
「その技術の特色を最大限活用して新しい體験を提供」することを主軸に考えています。

新たな技術を取り入れることへの思いを聞かせて下さい。

古山 新しい技術でゲーム開発をトライすることは楽しいです。しかしながら難しさもあります。技術に対して時代が追いついていないし、モラル的な問題もあります。あとは単純に新技術を導入したとして、それが「本當に面白いのか」どうか。いかにユーザーさまに楽しんでいただけるものに仕上げるかを常に考えています。

難しいですが、ここが最もやりがいがあり、ゲームというエンターテインメントの根幹で忘れてはいけない部分ですね。それらを乗り越えて、本作が手に屆いたときにユーザーさまから「面白い!」と言っていただけたら、最高だなと思っています。

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金子さんはどういった想いで今回のプロジェクトに挑まれていますか?

金子 ゲームの完成図はまだ分からないので、まずしっかりとしたIPを作ることに専念しました。物語や世界観などのコンセプトを考え、ここからRPGも作れるし、アニメや小説にもできる狀態です。


古山 1つの世界、作品を構築する感じですね。

古山さんから見て、金子さんのIPの作り方はどのように感じましたか?

古山 僕はプランナーなので、色んな方のシナリオや世界観の資料を見てレビューします。しかし、金子さんが最初に出していただいた資料は、何ひとつズレや違和感がないんです。すべてのことに理由があり、そのうえでちゃんと面白い。忖度抜きで、いままで數々の世界観?キャラクターを作り上げてきた人の仕事なんだな、と感じましたね。


金子 ありがとうございます。


古山 とにかく読めば読むほど、先が気になるんですよね......。企畫書や資料を読んで自分が感じた問いに対して、のちに答えがしっかり用意されている。納得感もあり、とても読みやすかったです。


金子 なんでこのキャラクターはこうなんだ、ここでアイテムを取らなくてもいいじゃないかなど、ゲームを作るうえで発生するツッコミに慣れているからだと思います。先に潰しておく感じですね。ただ、個人的な課題は文章をより短くすることなんですよね。短いセンテンスは大事ですから。

●チームで作り上げ仕事に集中できる社內體制

コロプラに入社して感じたことは?

金子 人、勤務時間、社內の雰囲気などを含めて、とにかくクリーンですね。コミュニケーションが取りやすく、無駄にマウントを取ったり、反論する人がいない。同じ目的を持って、建設的な話し合いができています。例えば、こちらが提案したことに対して、「じゃあこういうのはどうでしょう」と一緒に考えてくれることは、大変ありがたいですね。


古山 僕も中途で入社した身で、最初は職種に関わらずみんなで活発に意見を出す文化に驚きました。アイデアを出したときに、デザイナーさんやエンジニアさんが「こうしたほうが面白くなる」「それはつまらない」と意見を出してくれるのは新鮮でしたね。そうやって互いにコミュニケーションを取りながら、1人ひとりが作品に対して真摯に向き合っているのが、コロプラの良いところだと思っています。


金子 そうですね。あと、僕が意見を出したことに対して、100%それでいきましょうとはならず、色んな方と、「こういうアイデアはどうでしょう」とやり取りがあるのが嬉しいです。社內コミュニケーションの取りやすさに関してはもちろんですが、相談事はちゃんと「このあと時間取れますか」とアポのやり取りがあるのも助かります。社內に用意された立ちミーティングスペースでパッと済ますのも良いですが、基本的には相手の都合を考えてくれるので、集中できる環境は整っていると思いますね。

金子さんはどういった方と一緒に働きたいですか?

金子 前述の通り、まずは建設的な話ができたり、物事に対して素直だったりと、人間的に一緒に働きたいと思えるような方ですね。能力的な部分では、今後、新たに登場してくるテクノロジーを活用できる方。ただ、技術の進歩はまさに日進月歩なので、いつかそれすら必要なくなるかもしれません。それらを踏まえて、うまく技術として取り入れ、実踐できる方がいいですね。

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候補者に向けてメッセージをお願いします。

古山 コロプラは、「最新のテクノロジーと、獨創的なアイデアで "新しい體験" を屆ける」をビジョンに掲げています。ただし、このフィロソフィーがあって會社があるわけではありません。會社を言語化したらこうなったという土壌があります。そのため、ものづくりに真摯に向き合える會社だと思っています。ぜひ、新しい體験を屆けることに情熱を持って、ワクワクできる方と一緒に仕事をしたいですね。


金子 一緒に作品を作れることを楽しみにしています。コロプラの従業員の方は、ガツガツしているというよりも、すごく素直で禮儀正しく、それでいて職人のようにゲームと向き合っています。実際に入社しても、「この方は凄いな......」と思うことも多いです。なにより、手厚くバックアップしてくれますので、心配せずにチャレンジしてみてほしいです。

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ありがとうございました!

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