第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン?ハイウェイ』で賞賛の聲を浴びたアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」。新進気鋭のクリエイターがあつまる注目のスタジオが手掛けた、長編アニメーション映畫第2弾作品『泣きたい私は貓をかぶる』。
監督は、「美少女戦士セーラームーン」『おジャ魔女どれみ』など90年代アニメを支えてきた、日本アニメ界の重鎮?佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて數多くのCMや映像作品に參加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。トップクリエイターと新世代の注目すべきクリエイターがダブル監督としてタッグを組んだ。
腳本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』、ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描寫力で定評のある腳本家?岡田麿里。
聲の出演は、実力派女優でありながらアニメファンを公言、聲優へのリスペクトも強いことで知られ、これまで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作にも出演している志田未來と、「東京喰種トーキョーグール」「ダイヤのA」「鬼滅の刃」など人気アニメ作品に多數出演、聲優界で絶大な人気を誇る花江夏樹が、多感で繊細な中學2年生のムゲと日之出をダブル主演で務める。また主人公?ムゲを「貓」世界へと導く謎のお面屋?貓店主に山寺宏一、ムゲと日之出の擔任教師におぎやはぎの小木博明ら豪華キャストがそろった。
そして本作の主題歌はネット発音楽シーンで大注目のヨルシカが擔當。メロディアスかつエモーショナルな音楽性と、まるで小説を読んでいるかのように綿密に築き上げられた世界観でリスナーたちを釘付けにしており、先ごろオリコンが発表した『2020年 ネクストブレイクランキング』で世代別10代?20代で2位を記録、「第34回日本ゴールドディスク大賞」でベスト5?ニューアーティストを受賞するなど話題の2人組バンド。
書下ろしとなる主題歌「花に亡霊」は本作の世界観を音楽で表現しており、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。
新時代を切り拓く2020年にふさわしい渾身の長編アニメーション映畫『泣きたい私は貓をかぶる』がいま、生み出される―
笹木美代(ささき?みよ)は、いつも明るく陽気な中學二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本當は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので?けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった???。
実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた貓の店主から、「かぶると貓へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以來、貓?太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。
?人間?のときには距離を取られてしまうが、?貓?のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、貓でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。
貓として長く過ごすほど、いつしか貓と自分の境界があいまいになるムゲ。
ある日、再び現れた貓店主から、貓の“お面”とムゲの“顔”を交換し、?人間?を捨て?貓?として生きるよう迫られる???
試寫會では、あっという間に心を奪われ、作品の世界に沒頭してしまいました。
この年頃ならではの、モヤつきや不安や、ワクワクドキドキや、くすぐったいような感情が絶妙に表現されていて、キャラたちの表情、変わっていく気持ち?考え方に、自分も一喜一憂しました。
貓たちの體つきや仕草もリアルで、貓が出てくるシーンでは「あ?さわりたい!モフモフしたい!」欲が(笑)
「泣き貓」の応援隊長として「しかるねこ」を起用していただき大変嬉しいです。個人的にもぜひオススメしたい作品です!
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